2008年6月9日月曜日

京都流議定書レポート vol.17 -打ち上げ-

今日は、いよいよ最終報告です!
最後の締め、打ち上げについて。(^◇^)
以前、パキラブログにても
ちょっとだけ書かせていただきましたが、ご報告します。

5月3日の最終イベントは、
イベント展示会場と地下展示場でのイベントだったのですが、
その後、お客様が帰られてから、
セミナー会場にて、打ち上げがありました。



セミナー会場だったので、
机やら椅子やらがあったのですが、
ハイアットリージェンシー京都(以下:ハイアット様)の方々、
ウエダ社員によって片付けられ、
丸テーブルにお料理も運ばれてきて、
あっと言う間に、打ち上げが始まりました。

急遽打ち上げをすることに決まったのですが、
ハイアット様には、
とっても豪華なおいしいご飯をご用意していただきました☆
目移りするほど、色んな種類のご飯が!!
おいしかったです☆(>▽<)





そして、デザートまで♪(>▽<)
ご飯を食べ過ぎて、二種類しかいただけなかったです。
とてもおいしかったです☆



打ち上げには、
出展者の方々、出演者の方、イベントのプロデューサー様、
ハイアット様にご参加いただきまして、
今回のイベントに関して、
それぞれご挨拶もしていただきました。

緊張しながら話をされる方、
照れながら話をされる方、
爆笑を誘う話をされる方、
涙ぐみながら話をされる方、
いろいろいらっしゃいました☆

涙ぐみながら話をされた方には、
岡村社長も入っていまして、
こちらも込み上げるものがありました。(*◇*;)



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「70周年のイベントをする!」と
社長から提案があったのは、昨年11月。
初めは「こんなたいそうな事ができるのだろうか・・・」
と正直思っていましたが、
やるからには、やるしかない。

それからというもの、
まずは、会場となるハイアット様との会場・イベント内容の打ち合わせ、
イベントを協賛・後援してくださる方々への提案、
イベントに出演・出展してくださる方々へのアプローチ・日程時間等の調整、
イベントのパンフレット・ご案内状の考案・作成、イベントの集客、
そして、エコバックの生地選びからデザインまで、
お客様にお渡しする当日チケットの作成・考案。

イベントが近づくと、
イベントで使用する機材の手配・準備、資料・映像の作成、
イベント関連の問い合わせに対する対応、
イベントセミナー申し込み者様への対応。

思いつくものを書き出してみましたが、
他にもたくさんの準備・心遣いがありました。

社員全員で取り組んできましたが、
決して順調に進んできた訳ではなく、
通常業務 プラス イベント関連業務をこなさなければならなかったので、
時には、嘆きの声が聞こえてきたり。

そして、いよいよ当日、
社員の中には、1日はハイアット様に泊りがけで、
夜中の2時までイベントの設営をする者がいたり、
2日・3日は朝7時前からイベントの設営に取り組んだり。
そして、お越しいただいた取引先様・関係者様への対応、
普段接することのほとんど無い、一般のお客様への対応、
出演者・出展者様への対応、
トラブルへの対応、機材トラブルへの対応。

挙げていると、きりがないくらいです。

このイベントの終了後、
いろいろなお褒めの言葉を頂きました。

「よくあれだけのお顔ぶれを集めたね」
「あれだけの対応を広告代理店なしでやっていたとは、全く分からなかった」
「社員が皆、笑顔で活き活きとしていた」

それも、ハイアット様、イベントプロデューサー様を始めとして、
出演者の方々、出展者の皆様、
今回のイベントに関わっていただきました皆様、
多くの方々にご指導・ご協力していただいたおかげです。

社員全員で70周年の節目に
このイベントに取り組めたことは、
大きな財産になると思います。

お越しいただきましたお客様、
イベントのプロデューサー様、
出演者の方々、出展者の皆様、
今回のイベントに関わっていただきました皆様、
そして、ハイアットの皆様、
本当にありがとうございました。m(_ _)m

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☆打ち上げ裏話☆ ①

乾杯は、忘年会などいつもこの人です☆



のぶさんのブログの「救急車の数ご存知ですか?」にも
登場していました!(^◇^)


☆打ち上げ裏話☆ ②

全体写真ですが、写す際に、
まだ別の場所で片付けをしている社員がおり、
携帯で呼び出しをしたのですが、
行くことが出来ないということで、
仕方なく、“合成”しました☆

さて、誰でしょう?
探してみてください☆(>▽<)



☆打ち上げ裏話☆ ③

後日、お世話になりましたハイアット様に、
社員全員で書いた寄せ書きを、お贈りさせていただきました☆


気持ちが届いているといいな、と思います☆(^◇^)

2008年6月8日日曜日

6/8

【岡村社長の宇宙一熱い名言】
「脳を活性化させるには厳しいこと、試練を与えること!」

2008年6月2日月曜日

京都流議定書レポート vol.16 -『漢検模擬テスト』『エリック・ショー』『英語を楽しく学ぼうね!』『紙芝居師ヤッサンと遊ぼう』-

京都流運営事務局の川村です。会場では機敏に動いてました。
今回は僕から三日目に行われたイベントを紹介します。

まず、開場と同時に行われたイベントは財団法人 日本漢字能力検定協会による
「漢検模擬テスト」



一番簡単な10級から一番難しい1級まで、自分の受けるテストを選んでその場でチャレンジです。


ちなみに4級に挑戦した僕は25点満点中19点でした。。。



13時30分からはNHK教育番組「えいごであそぼ」に出演している
エリック・ジェイコブセン氏による“エリック・ショー”が行われました。



15年以上にわたり、エデュテインメント(教育エンターテイメント)の世界を中心に活動しているエリック氏は、英語の動揺やオリジナルソングを歌いながら子供たちと一緒に英語を楽しみながら学びました。




英語経験が少ない子供たちでもステージの前に集まり元気いっぱい動いていました。



イベント終了後にはエリック氏のサプライズで写真撮影会も急遽決まり、お客さんにとっては嬉しいハプニングでした。




まだまだ、イベントは続きます。エリック・ショーのあとはノートルダム学院小学校の生徒と行田隆一氏による“英語を楽しく学ぼうね!(英語でしりとり、英検DS)”が行われました。



このイベントではノートルダム学院小学校で実際に行われている英語教育の実演をして頂きました。一つ目は「英語でしりとり」です。英単語のしりとりです。ステージ上で緊張しながら実演してくれました。


もう一つはなんと任天堂DSを使っての英語教育です。“英検DS”というソフトを使いながらの勉強には会場も僕も驚きでした。




このイベントの最後には“ロケットカンパニー様”ご提供によるDSソフトが当たる抽選会も行われ、会場内は大盛り上がりでした。



そしてこの日、最後のイベント、紙芝居師 安野侑志氏による“紙芝居師ヤッサンと遊ぼう”が行われました。初めに子供たちへ昔懐かしの“型抜き”に挑戦させました。



見事成功したらおもちゃをプレゼント。




上手くできるかどうか、眼が真剣です。
そして始まった紙芝居は子供たちと一緒に次の展開を予測しながら、話を進めていきます。
子供たちが出す意見は一つ一つが斬新でヤッサンも驚いていました。また、意見をくれた子にもおもちゃをプレゼントしてあげていました。


紙芝居が終ったあとは、これまた懐かしい“水飴”の登場です!心もお腹も満足させてくれるヤッサン。普段はマンガミュージアムで活動しているので、是非、親子で見に行ってください!



と、まぁ、駆け足で三日目のイベントブースの様子を紹介しましたが、イベントを通して僕が一番感じた事は、“繋がり”ですね。親子の繋がりはもちろん、ステージに立つ演者さんとそれを見るお客さん、京都流議定書に参加してくれた方たちとそれを運営してきたスタッフさんの繋がり、個人の小さな繋がりから団体の大きな繋がり、それらが集まって初めてこういった大きなイベントが開催できるんだなぁ。と思いました。

2008年5月30日金曜日

京都流議定書レポート vol.15 -『京女流・スタイルアップウォーキングセミナー』 梅田 陽子 氏-

京都流事務局のパキラです☆(^◇^)

今日のレポートは、5月3日に行われました最後のセミナー、
梅田陽子さんによる『京女流・スタイルアップウォーキングセミナー』について。



まず、梅田陽子さんにつきまして、
梅田陽子さんの印象は、
「美しい!!」と思いました!
スタイルもとっても美しかったです!!(>▽<)

セミナーテーマは『京女流・スタイルアップウォーキングセミナー』でしたので、
スタイルアップのための姿勢や歩き方のポイントなどを
実際にウォーキングをしながら、指導していただきました。



まずお話されたのは、
「来られた時のスタイルと、1時間後、帰られる時のスタイルで、
ちょっと違う!を目指します。」と。

実際、セミナーを受け終わって、
ちょっと違う!を実感しました。



まず、姿勢の悪い人は、
疲れやすいそうですが、
それは、筋肉のスタミナ不足にあるそうです。




二人一組で、姿勢チェックをしたのですが、
チェックポイントは、
耳・肩の山部分・脚の付け根・膝の真ん中・くるぶし。
これらが一直線になっていることが、
いい姿勢のポイントだそうで、
姿勢が悪いと、崩れてくるそうです。



いい姿勢を保つためには、
腹筋を締めたり、お尻を引き締めたりするので、
いい姿勢を保っていると、
自然と筋力トレーニングになっていく。

腹筋やスクワットはなかなか続けられないけど、
それより、電車の一駅間だけでも、いい姿勢を保つだけで、
筋力トレーニングになるそうです。

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次に、立っている姿が良くなれば、
歩き方も良くなってくるそうですが、
歩くにもポイントがあるそうです。



ポイントは、
・左右対称に腕を振る。(重心が偏っていると、左右違う。)
・上半身、顔の位置・肩の高さ・腕の長さを左右対称に。
(だいたい、肩の高さが違うと、腕振りがアンバランスになるそうですので、
腕振りを修正すると、いいそうです。)
・肋骨の扉部分を締めたまま、胸を開く。
・腰の位置が、横に振れないように、安定させる。
・つま先と膝を、まっすぐ前向きに出す。
・かかとから着地して、正面から見ると、足の裏が見えるように。
・後ろ脚は、親指の付け根でしっかり前に押し出す。



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そして、実際に音楽に乗せて、歩いてみました☆







腕やら、腰やら、膝やら、つま先やら、
いろいろなところに注意を払いすぎて、
最初はまとまりがなかったですが、
徐々にバランス感覚が掴めてきました。

音楽に乗せて、歩いたことも良かったのでしょうか♪

梅田陽子さんは、最後のポイントとして、
こうおっしゃられていました。
「うきうきわくわくすることを考えながら、歩いてください♪」と。




1時間という短い時間でしたが、
ポイントを押さえたウォーキング方法を教えていただいて、
引き締まった気がしました。
そして、とっても楽しかったです♪

このまま、電車の一駅間でも、
ちょっとずつでも続けていこうと思いました。

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☆セミナー裏話☆(^◇^)

梅田陽子さんが、セミナー会場におられる方にも参加を
呼びかけられたのですが、


この2日・3日とセミナーの司会進行を担当していただいた、
芦田ないるさんと一緒に、
ウォーキングをすることになりました☆(>▽<)

とっても楽しかったです☆(>▽<)

2008年5月29日木曜日

京都流議定書レポート vol.14 -『平成武師道~礼儀と節度~』 佐竹 雅昭 氏-

京都流事務局のパキラです☆(^◇^)

今日は、5月3日に行われました、
佐竹雅昭さんによる『平成武師道~礼儀と節度~』について。

まず、佐竹雅昭さんにつきまして、
佐竹雅昭さんは、現在京都に総合打撃道佐竹道場という道場を設立され、
指導をされたり、企業での社員研修や講演などもされているそうです。


佐竹雅昭さんの印象は、
「たくましい」という印象でした!
やはり格闘をされていた方は、大きいですね☆
お話しぶりも、身振り手振りを交えて、
全身で表現されていました☆

講演テーマは『平成武師道~礼儀と節度~』でしたので、
佐竹雅昭さんのこれまで歩んでこられた人生のお話を交えて、
物事に対する考え方などいろいろな事について、
お話をしていただきました。

まず、佐竹雅昭さんが空手に興味を持ち始めたのは、14歳の頃で、
小学生の頃は、野球をされていたそうです。



空手に興味を抱くようになった決定的だった事は、
中学生の頃、ある雑誌の表紙に
空手家が虎を倒したり、黒ヒョウを倒したり、
牛を倒したりした写真が載っていたそうで、
それを見て、衝撃を受けたそうです。

人間が猛獣を倒せるのか!?
そんな風に強くなりたい!と。

それからというもの、
家の裏にある公園の木を相手に、
近所の人に笑われながらも、
空手の練習をしていたそうです。



そうして中学3年生になった頃、その公園に、
割腹のいい大きなオーラを持った人が現れたそうです。

その胸元を見ると、
虎を倒したりする空手家の流派と同じ名前が書かれており、
ビックリしたそうです。

そして、今までは技術書を相手に練習をしていたけれど、
初めて人から教えてもらったところ、
全然違うことをしていたそうで、
やはり本からだけではなく、
実際に人から教えてもらわないとダメだと感じたそうです。

そして、練習が終わって、そのお兄さんと話をしていると、
こんな話をしてくれたそうです。



「人に笑われるということは、誰もやっていないから
おかしいと思って笑われる。
でも、誰もしないことだからチャンスがある。

君はここで木を相手にやっているから、
みんなから笑われる。
でも、本当にチャンピオンになったら、
それが拍手に変わる。

挫折もいっぱいあるかもしれない、
人に馬鹿にされることもあるかもしれない、
でも、やり続けなさい。」と。

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佐竹雅昭さんは、K1を造り上げた方ですが、
お金儲けのためでもあったそうです。

プロは、強いだけじゃダメで、
お客さんを集めて、お金を儲けなきゃダメだ。と。
そこで、K1を造り、盛りたてていったそうです。


でも、お金を儲ければいいんだとやっているうちに、
不思議と調和が取れなくなってきたそうです。
誰かが、格好をつけたがったり、
誰かが、足をひっぱったり。

K1の世界は、
「行け」「やってまえ」「殺せ」で、
ノックアウトして倒れている人に、更に蹴りを入れて、
盛り上がる。

よく考えたら、ひどいことをしている。
いくらお金がなくて、食べていくためにとは言え、
ここまで精神文化を犯していいのか、
破壊の文化にしてしまっていいのか。
と思ったそうです。

そこで、罪滅ぼしのために、
「人を生かすもの」に変えてみようということで、
武士道をもう一度勉強しようと、
思われたそうです。

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礼儀と節度について、
とてもいい例え話をしていただきました。


コップにお茶を入れても、
お水を入れてもいいけど、
欲張って入れすぎたら、周りの人に迷惑になる。

適当に節度を持って、
自分の器に合った量の水を入れないとダメ。

それでも、たくさんの水が欲しい人は、
大きな器を作りなさい。
その代わり大きな器を作るんだったら、
努力・時間・細やかな気配りがいる。
いい加減なものを作ったら、
周りの人はもっと迷惑になる。

小さな器でいい。
ただ、飲み干す努力をしなさい。

途中で継ぎ足すんじゃなくて、
水を入れても、お茶を入れても、
飲み干すようにすれば、
小さい器の方が、いろいろな飲み物を飲めるように、
いろいろな経験ができる。

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最後に、佐竹雅昭さんは
ご自身の信念をお話されました。

佐竹雅昭さんは、サインを中学生の頃から考えていたそうです。
「闘志天翔」


以前は、「戦う志を持って、天を目指そう」という意味合いだったそうですが、
現在は、違うそうです。

「闘」
人生は常に戦いであり、不平等である。
平等なのは、生まれたときと死ぬときだけ。

「志」
気持ちや態度がころころ変わってしまったら、
他人から信用されなくなる。

「天」
いいことは、すぐに過ぎ去ってしまう。
今のこの一瞬を大切に、最高にしよう。

「翔」
心から笑えるようにしよう。

佐竹雅昭さんのサインを会社で頂きましたが、
一文字一文字、熱い思いが込められているんだな。
と感じました。

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☆セミナー裏話☆(^◇^)

セミナーの最後に、
佐竹雅昭さんは、「押す!」で締められました。
格闘家の一面を見ました☆

2008年5月28日水曜日

京都流議定書レポート vol.13 -『児童英検などの取組みについて』 日本英語検定協会-

京都流事務局のパキラです☆(^◇^)

今日のレポートは、5月3日に行われましたセミナー、
日本英語検定協会様による『児童英検などの取組みについて』です。


このセミナーには、
金沢市教育委員会様、岐阜県生津小学校様、
京都市教育委員会様にもお越しいただき、
英語教育への取組みなどに関して、
実際の教育現場での取り組みなども挙げて、
お話して頂きました。
まずは、金沢市教育委員会様の取組みについて。

金沢市教育委員会様の掲げる目標・目的としては、
世界の中で独特の輝きを放つ街を目指し、
世界都市金沢の未来を担う人材育成のため、
自らの街・存在を世界にアピール出来るように、
小学生達の学力向上に取り組んでいるそうです。


「金沢モデル」と言うものを作られているそうで、
小中一貫の英語教育の実施、学習指導基準の作成、
具体的には、小学校では3年生からの英語科の新設、
中学校では、英語授業時間の拡張に取り組んでおられるそうです。


そして、授業の内容としては、
英語副読本という教材があり、
金沢市の歴史・文化・街づくり・伝統などを題材にされた教材などを利用して、
学級担任・英語インストラクター・英語指導講師による、
チームティーチングという形式で、
授業を進めているそうです。


次に、英語教育において大切なものについて
お話していただきましたが、
「学習意欲を伸ばすこと」だそうです。
そのために、コミュニケーション体験の活動、
文字知識の段階的な導入が必要であるそうです。

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次に、岐阜県生津小学校様の取組みについて。

岐阜県生津小学校様の英語活動の狙いは、
積極的にコミュニケーションを図ろうとする子供の育成。
ということだそうです。


具体的には、
・学習内容に関心を持ち、進んでコミュニケーションしようとすること。
・相手の気持ちを考えながら、誰とでも共に学ぼうとすること。
・自分の伝えたいことを、場面や状況に応じて、工夫して表現すること。
・相手の伝えたいことを理解し、適切に応じること。

これに沿う形で、
年間の目標・単元の目標・各単位時間の目標を掲げ、
学習を進めているそうです。


そして、授業は、
学級担任・ALT・専科英語教員によって進められ、
自分や、自分の身の回りのことをテーマに扱うことが多いそうです。
英語活動で重要なことは、
題材・活動内容の工夫にあるとおっしゃっていました。

毎日10分間「フレンドリータイム」という時間を設け、
「Good luck!」や「What do you think?」などの
実際の授業でも使える言葉をインプットする時間を
取り入れているそうです。

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次に、京都市教育委員会様の取組みについて。

京都市教育委員会様の掲げる目標・目的としては、
国際感覚を豊かにし、英語によるコミュニケーション能力の向上を図ること
にあるそうです。


そして、英語を使って楽しめるように、
「自立と創造」のある子供たちに育てていく環境を
ALTも加わって、担任教師主体で作り上げているそうです。

例えば、英語の授業になると元気になる子、
照れてしまう子、苦手意識のある子、
いろいろな子供達がいるが、
それを一番知っているのは現場の担任教師であるため、
担任教師ならではの配慮に基づき、担教師の個性も生かした上で、
授業を進める形を取っているそうです。



そして、小中一貫の英語教育も実施されているそうです。
例えば、小学6年生の授業で
「将来の夢」をテーマに授業を進め、
それを、中学校に進級した際に、もう一度取り上げるなど。

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3つの教育現場で共通するものは、
実際の現場での英語教育の工夫、
“プラス”
成果の検証が必要であり、
検証することで、課題を発見できる。
ということでした。

最後に、日本英語検定協会様にお話していただきましたが、
近年の先生方の意見に、変化が見られたそうです。
「子供たちの英語教育に対する意欲・関心も重要であるが、
何ができるようになったのか、成果の検証も必要である。」
と言われてきているそうです。


“英検”といえば、
資格としてのイメージが強いですが、
小学校英語の調査・発展にも取り組んでおられるそうで、
児童英検も成果の検証というような場面で、
取り入れられているそうです。

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今回のセミナーを通して感じたことは、
子供たちの意欲・関心の向上の為に、
それぞれの地域の、伝統や地域性などの特殊性を根本に据え、
目標を掲げていくことも、
共通しているのではないかと感じました。

普段、全く関わりのない世界についてのセミナーでしたので、
改めて、いろいろな取組みがされていることを知ることが出来て、
良かったです。

そして、何においても根底にあるものは共通で、
「伝統や地域性などの特殊性を生かす」という事ではないか、
と感じました。