2012年4月4日水曜日

日本の「おもてなし」について

営業市村です。

日曜日のニュース番組で日本のおもてなしが見直されている事を知りました。

中国に進出している日本企業の特集をしており、ヤマト運輸や、MKタクシーや、居酒屋チェーンの和民等を紹介しておられました。

びっくりしたのは中国の運送会社は荷物をお客さん宅に届けるのではなく相手に取りにこさせるということもあったり、仕分け作業でも平気で荷物をほうり投げたりしたりするようです。
そんなことであるから、時間指定配達や、クール便などがあるヤマトが価格も高いが重宝されているようです。
ヤマトでは、教育もしっかりしており、お辞儀の仕方や、荷物の渡し方等を、中国風にアレンジすることなく、日本版でのサービスを徹底的に教え込むようです。

MKタクシーでも一緒で、日本のマニュアルを利用して教育されているようです。
お客さんの乗り入れや、社内の清掃など徹底的にサービスを追求されているようです。
お客様がコーヒーをゆったりと飲めるぐらいの運転技術が必要だそうです。

居酒屋チェーンでの和民の接客も、ひざを突いてお客様よりも下から注文をうかがう姿勢などが受けているようで、価格も3倍ぐらい高いのに、いつも行列が出来ているようです。

このニュースを見て、日本には資源が無いといわれてきましたが、「おもてなし」という資源があると気づかされました。
日本のおもてなしは、世界中を見てもトップクラスなのではないかと思います。

日本のおもてなしが世界基準となれば、世界での日本の立ち位置も見直されるのではと思います。この頃は中国に押されるニュースが多かったですが、まだまだ日本も捨てたものではないなと思いました。

どこでも共通しているのは通常のサービスよりも価格が高いということです。
それでも人気があるのは価格とサービス価値のバランスがあっているということだと思います。

今後ウエダ本社は「おもてなし」を追及していくわけですが、当たり前に通常よりも高い金額でもユーザーに納得してもらうことになって初めて本物になっていくのだと思います。

現在の自分の営業スタイルではまだまだ、ユーザーに納得してもらうことは出来ないと思いますが、将来には当たり前のように付加価値の対価を請求できるように、自分自身成長していきたいと思います。

明日は牛島さんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿