今日は、5月3日に行われました最初のセミナー、
門川市長による『地域主催の時代を拓く・京都の挑戦
~教育に見るその息吹~』について。
まず、門川市長につきまして、
門川市長の印象は、
「丁寧な、穏やかな方だなぁ。」と思いました。
初めてお目にかかりましたが、
丁寧な、穏やかな雰囲気を感じました。(^◇^)
講演テーマは『地域主催の時代を拓く・京都の挑戦
~教育に見るその息吹~』でしたので、
教育にまつわるお話し、京都という地域性、京都市政など、
いろいろなお話をされていました☆
でも、まずうれしかったのは、
セミナー冒頭で、
ウエダ本社と社長のことについて、
触れられました☆m(_ _)m
まずは、70周年という節目を迎えたことについてのお祝辞。
そして、そんな節目のときに
社員全員で70周年イベントというものに
取り組むということは良いことです、と。
ありがたいお言葉です。m(_ _)m
門川市長は、
日本人は“節目”を大切に、重んじる
国民性がある。とおっしゃいました。
竹でも木でも、
節で強くなって大きくなる。
挫折したことでも、不運であっても、
節目をどのように大切にするかが重要である。
京都には、1200年の悠久の歴史があるけど、
それも先人達が、節目節目を大切にしてきたおかげではないか。と。
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門川市長はこうもおっしゃっていました。
迷ったときは、困難な道を選ぶ。
例えば、家庭での深夜にいろんな問題が起こる。
そんなとき、教師側としてどのような対応があるかというと、
①すぐに家庭を訪問する。
②電話で済ませる。
③明日の朝訪問する。
人間どうも楽な方を選んでしまうけど、
迷ったときは、体がしんどい方を選ぶ。
しんどいことを避けて、そのことが失敗だったら後悔する。
ぶち当たって砕けても困るけど、
きっと肥しになる。教育になる。
これは、市長選出馬を決められた一因でもあったそうです。
ご家族は反対されたそうですが、
困難な方を選んで、出馬を決意されたそうです。
ただ、就任後はもっと困難で、
極めて厳しい逆風が吹いていたそうです。
例えば、地下鉄運営が一日4500万円の赤字、
1年に換算すると、160億円の赤字であることなど。
でも、『逆風のときこそ、旗は美しくたなびく』
と、ご自身に言い聞かせているそうです。
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今、京都市の教育改革は、
全国から注目をされているそうです。
それは、京都の歴史からくるものではないか、と。
京都の中心部の学校は、
明治の初めに、
地域住民の呼びかけによって、創られたそうです。
昭和16年の勅令により、京都市の管轄になったそうですが、
それまで学校は、地域の財産だったそうです。
市民の財産だったからこそ、
どんどん素晴らしい制度が作られ、
戦前・戦後も整備が進んでいった。
ただ、京都市の管轄に変わった後、
じわじわと地域の人達が手を引いていき、
行政が責任を持って、行っていく形になった。
悪く言えば、
専門家に任せることによる、閉鎖的な体質に変化、
地域・家庭の教育力の弱体化に繋がってしまったそうです。
ただ、そこで地域の人達が「これではダメだ。」と、
声を挙げていき、
現在のような改革に繋がったそうです。
これを聞いて私が思ったのは、
もともと地域住民によって学校が創られたことからも分かるように、
京都の人達にはそのような気質が、
自ら造りだし、良いものに変えていくという気質が
知らず知らずのうちに育まれてきているんじゃないかな、
と思いました。
それも、“伝統”というものでしょうか。
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今回のイベントで、
自分の暮らしている街の、
市長のお話を直接聞けて、とても良かったです。
TVニュースや紙面などでの、
断片的な、編集済みの情報ではなく、
実際にお話しを聞けて良かったです。
身の回りで起こることに対して、
当事者意識を持って、
過ごしていこうと思いました。m(_ _)m
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