2008年5月15日木曜日

京都流議定書レポート vol.04 -『京文化としての茶の湯』 千 宗屋 氏-

京都流事務局のパキラです☆(^◇^)

今日は、5月2日に行われました、
千 宗屋さんによる『京文化としての茶の湯』について。

まず、千 宗屋さんにつきまして、
千 宗屋さんは、現在京都と東京で活動をされており、
京都・東京で半々くらいの生活だそうです。

千 宗屋さんの印象は、
お若くて、活動的な印象を持ちました。


講演テーマは『京文化としての茶の湯』でしたが、
1時間という短い時間でしたが、
“茶の湯”の話を中心に、いろいろな歴史などを絡めて
お話をされていました☆


私は、茶の湯には全くと言っていいほど疎い方でして、
「へぇーー」「ほぉーーー」と
関心するばかりでした。(・◇・;)


そして、セミナーを聞き終わって
全体を通して感じたことは、
「伝統というものは、風土に根付き
日々、時代の変化に対応し取り込んでいくことで、
新しいものが生まれ、脈々と繋がっていく
ものなのだな」
と感じました。

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お話によりますと、
“お茶”は、禅・宗教的なものと
深く関わり合いがあるものだということを、
初めて知りました。



もともとお茶と禅は一緒に
中国から入ってきたものだそうで、
当時としては、
最新のカルチャー・ファションだったそうです。

それと、
茶の湯の歴史は、奈良・大阪の堺も
深く関わっているそうです。

茶の湯と歴史がこんなにも深く関わり合いがあることにも、
とても驚きました。


特に、応仁の乱の前と後では、
“茶”は異なるものとなったそうです。

以前は、狂乱的で遊興的なもの、
以降は、精神世界を求めたもので、
それが発展し今に伝わってきたものだそうです。

“茶”が、京都で発展したのは、
当時の中心地だったこともありますが、
京都の風土や、平安からの歴史、
自然環境が果たした役割は大きいそうです。



特に、京都は水に恵まれており、
まろやかな造形を生み出していっていると。
山の稜線だったり、
屋根瓦の丸みだったり、
茶器もしかり。

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三千家は、毎年元旦に恒例行事があるそうです。

「茶の湯は、水と火によって支えられている」
ということによるそうですが、
大晦日から熾した火を利休堂へ移して
年を越させて、
元旦の未明に、井戸から最も清らかな水を汲み、
その火に若水を湛えた釜をかけ、

元旦早朝6時頃から家族のみ利休堂に集まって、
家元の点前で濃茶を服して、
新しい年を迎えられたことをかみ締め合うそうです。




茶家の生命線である水と火を崇めることで、
原点に戻って再確認しあうそうです☆

この話を聞いて、
身の引き締まる思いがしました。

“伝統”となるには、
長い年月をかけて、
本当に多くのことが作用して、
なるべくしてなる。
そして、これからも続いていく。

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今回も、とても貴重なお話を聞かせていただきました。
それを、当の本人様から実際に聞けたことは、
とても貴重な体験でした☆m(_ _)m

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