今日は、5月2日に行われました、
岩上 力さんによる『京の年中行事 -その心としきたり-』について。
まず、岩上 力さんにつきまして、
パワフル!!という印象を持ちました!
以前、ウエダ本社にお見えになられたことがあったのですが、
その際も、「パワフルな方だなぁ」と思っていました!
講演テーマは『京の年中行事 -その心としきたり-』で、
1時間という短い時間でしたので、
もっと聞きたかったです☆
1月の行事から始まり、
12月の行事まで。
惜しくも、時間の関係で12月の行事に関しては、
ちょこっとだけでした。
残念。(+◇+;)
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主なもので、
1月
「お正月」「門松」「しめ縄」の由来
2月
「節分」の由来
3月
「桃の節句」の由来
4月
「お花見」の由来
5月
「端午の節句」「葵祭」の由来
6月
「夏越の祓」の由来
7月
「祇園祭」の由来
8月
「お盆」「大文字の送り火」の由来
9月
「重陽の節句」の由来
10月
「時代祭」の由来
11月
「南座の顔見世」のしきたり
12月
ここは駆け足で、
12/12の事始め、
12/13の泥棒よけのお札のお話など。
本当に盛りだくさんでした☆
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全部について、書きたいのですが、
ものすごく膨大になりそうですので、
特に印象に残ったものを☆
3月
桃の節句にちなんだお話をされていたのですが、
ものすごく納得したことがありました。
私は京都人ではないのですが、
京都の地図を広げた時に不思議に思った事があります。
「何で右なのに左京区?
何で左なのに右京区?」
「京都は向かって右が、左
向かって左が、右。」
だそうです。
雛人形も、
右が男雛、左が雌雛。
御所に行くと、神殿があるのですが、
そこには、右に「左近の桜」
左に「右近の橘」。
これは、全て天皇様から見て、
右か左か、ということだそうです!
とても納得しました!!
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7月
祇園祭にちなんだお話で、
京都の街の玄関先に吊るされている
ちまきのことについて。
京都に来た時からすごく不思議で、
「これはなんだろう??」と思いつつも、
「昔からあるものなんだろうな…」
となんとなく思っていましたが。
そのちまきには、よく見ると
「蘇民将来之子孫也(そみんしょうらいのしそんなり)」
と、文字が書かれているそうです。
その昔、
牛頭天皇というインドの天皇様が、
お妃を探しに旅に出ました。
そして、一夜の宿を頼むために、
巨端将来(こたんしょうらい)の家を訪れると、
大変裕福であったけれども、
にべもなく断られたそうです。
そこで、蘇民将来の家を訪ねると、
非常に貧しい暮らしにもかかわらず、
自分に出来る範囲で、心をこめて
おもてなしをしたそうです。
感動した牛頭天皇は、
『「蘇民将来之子孫也」という札を
軒先に吊るしておけば、
あなたの家は永遠に悪いことは起きません』
と言い残して去ったそうです。
ここから、玄関先にちまきを吊るしておくのは、
「私どもはおもてなしの心を持った優しい者です。」
ということを表すことによって、
疫病や災厄を退散させるとされているそうです。
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お話によりますと、
多くの行事は、家内安全・無病息災を願ってのもののようです。
そして、今現在各地の行事は、
その地方で形を変えているものもありますが、
京都発の行事だったことを伺い知る事ができました。
岩上 力さんのセミナーでは、
京都について、深く知る事が出来て
とてもよかったです☆(^◇^)
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☆セミナー裏話☆(^◇^)
岩上 力さんが以前ウエダ本社へお見えになられた時、
発声方法が違うのか、声が大きくてビックリしました!
今回のセミナーでも、部屋の外まで声が聞こえたそうです。
そして、所作に無駄がないといいますか。
スマート!
そんな、パワフルな印象を持っていましたので、
会社で、お茶をお出しするときは、
とても緊張してしまっていました。(^◇^;)
今度お見えになられる際は、
もっとリラックスしたおもてなしを
心がけようと思います☆(^◇^)
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