2011年6月27日月曜日

データ収集の日々

経営企画室の土本です。

最近、お客様のオフィスにお伺いして
照明器具の消費電力量を計測させていただく機会が増えています。

少しずつ普及し始めたLED照明について関心をお持ちのお客様が増え、
導入を検討されるにあたって現状の蛍光灯の消費電力を調べ、
LED照明を取り付けた場合にどれだけ消費電力が下がるか知りたいという
ご要望が増えているためです。

LED照明は、製品による性能差や器具との相性が問題となるケースもあり、
ご提案させていただく私達も、カタログ値だけで判断せずに
実際に計測システムを利用して消費電力を計測することをお勧めしています。

実際、計測してみたところ事前に予想していた数値とは異なるケースが多々あり、
色々と気づかされることや興味深い事例などを目にすることがたくさんあります。

やはり計測をして思うのは、推測だけで導入の判断をしてはいけないということ。

導入に向けた判断基準は、節電効果であったり、コストであったり、利便性であったりと
色々な基準が考えられますが、計測によって現状把握がしっかりできていないと
判断そのものが誤ったものになりかねません。

せっかくの投資ですから、やはりお客様にとって
後悔の無い判断をしていただけるようにお役立ちができればと思います。

いよいよ、関西にも節電の波が押し寄せてきましたが、
夏の暑さが本格的になっていくと、エアコンの使用を控えるのも
どこかで限界を迎えるでしょう。

私自身、とても暑がりなのでエアコンが使えないのはとても厳しいのですが、
照明については現状のオフィス空間ほど明るくなくても仕事に支障はありません。

むしろ、近年は明るすぎるオフィス空間の弊害も指摘されるようになってきました。

単に照明をこまめに消して、エアコンの設定温度を上げるだけの省エネ術から、
設備と運用の両面において最適化を行うことにより
オフィス空間全体で省エネを実現するトータルソリューションへ。

LED照明も、その重要な要素のひとつになり得るものだと思いますし、
暑がりの自分自身のためにも、はやくその答えを形にしていきたいと思います!

明日は田中彩美さんです。

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