2011年3月15日火曜日

負けないという気持ち

「東北地方太平洋沖地震」により被害を受けられた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
私たちにできることは何かを考えることからはじめています。
弊社代表の岡村は神戸淡路阪神大震災の被災者です。被災者同士でしかわからないこともあると言います。
個人的な意見ではありますが、マスコミの影響もあり復興してきたという雰囲気になるころが本当の意味で支援の始まりなのかもしれません。
今からそれにむけて私たちに何ができるのかを考えて行動につなげていけるようにしてみたいと思います。
くれぐれも健康にご留意され、一日も早い復旧をされますよう心からお祈り申し上げます。
社員ブログは通常通り運用を継続させて頂くことに致しますのでどうぞよろしくお付き合いよろしくお願い致します。
スタート3時間前

オフィスプロデュース事業部の田中です。
先日、第31回 篠山ABCマラソンのフルマラソンの部に出場して参りました。自身では完走を目標にチャレンジし念願の完走をはたせました。その時の記録をここに記しておこうと思います。

制限時間の5時間20分に加え、途中には5つの関門があり、初めてとしては決して易しくないマラソンだったと思います。
スタート・・・午前10時40分
●  6.8km・・・午前11時50分
●18.2km・・・午後 1時05分
●24.1km・・・午後 1時45分
●30.6km・・・午後 2時30分
●36.3km・・・午後 3時10分
●ゴール(42.195km)・・・午後4時00

少し早い目に現地に到着し、会場をぐるっと見学して緊張感を味わっていました。

午前10時40分に第1組がスタート。遅れて10分後にいよいよ私を含む第2組がスタート。

スタート直前

一緒に出場したメンバーとは5キロ地点ではぐれ一人旅の始まりでした。

沿道には、一般の方の声援もありランナーにとっては大変勇気づけられるもので、子供たちがハイタッチしてくれることで何度となくパワーをもらえました。飴やチョコといったものを給水ポイント以外でも提供して頂き大変ありがたかったです。

20キロをすぎ、中間地点手前で、ガクンときたのをはっきりと覚えています。

ハーフマラソンは何度か走っていたので、ここからが本当にはじめて体験する距離となります。

折り返しポイントが第4関門で、一緒に出場したメンバーとすれ違い踏ん張っている姿が確認できややテンションはあがったのですが、この区間が一番つらく、天気も少しわるくなってきたので寒さに少しおそわれました。

関門を通過できなければ、「収容車」と書かれたバスに回収されてしまいます。走っているコース脇にそのバスが待機しており、乗ってたまるか!という気持ちと乗せてという心が葛藤しておりました。

20キロ付近
ふらふらになりながらも、残り時間9分で第4関門を通過しました。ここは本当に厳しかったです。

いよいよ当初から一番厳しい区間の第5関門です。この関門さえ乗り越えれば制限時間内にゴールできるという確信はありました。

しかし、32キロ付近で、足がつり、しばらく動けず、もうだめかと一瞬心が折れました。

しかしなんとしてもゴールしたいという思いだけで前にすすみ、足をかばいながら歩きはじめました。

このあたりのランナーはたぶんみんな同じ気持ちだったのではないでしょうか?ふらふらになり、同じように足をかばいながらもみんなまえに進んでいます。

時計だけを気にしながら、まえにまえにすすみ何とか走れるところまで気持ちが回復し、再び走りはじめ何とか最難関の第5関門を突破しました。

ここまでくれば後はいけると確信があった直後にとある沿道の会話が気になりました。

完走メダル
「ゴールは16時で最終」

実はスタートが10分遅れの組であったので、勝手に16時10分がゴールだと思っていました。この36キロを過ぎたこの地点で初めてゴールが思っていた時間より10分早いということに気づきました。

このときは本当にあせりました。スパートする力は残っていません。確実に前にすすむことがこの区間では大事なことと予定していただけにスピードをあげることができません。

「うまいビール」という呪文を唱えながらひたすら前にすすむのみ。このあたりのランナーの心境はみんなでゴールしようぜ!って感じの空気感がながれていたように思います。

沿道の「足が痛い?-気のせい気のせい」というフリップがとても印象的で、ある意味そうだそうだとパワーをここでももらえました。

ゴールの証完走メダルです。これはめちゃめちゃうれしかったです。この時の負けないという気持ちは仕事においても役に立つに違いありません。

明日は長谷川さんです。宜しくお願いします。

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