2010年8月31日火曜日

OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~ (京都流議定書2010レポート)

京都流議定書2010の最終プログラムは、学生の皆さんによる『京都未来創造発掘場~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ』です。


会場は全体で一つの大きな円になっています。今から何が始まるんでしょうか?!ワクワクしてきました。


「学生と社会人そして、経営者」いろんな立場や壁を超えて、オープンスペーステクノロジーという手法を使っての大討論会です。
「この場を活かしてあなたが話してみたいことを提案してください!!」というテーマに対して参加者が話したい議題を考えます。



円の真ん中には、紙とペンがあり、議題を考えた人が真ん中に行って宣言します。


会場から、「学ぶこと生きること」「教育について」「学生と社会人の違い」「したいことを見つける方法」「楽しい職場ってどんな所ですか?」「京都の良さを引き出す空間」「人と人のコミュニケーションとは」など様々なテーマが議題に上がりました。


そして、興味を持った討論に参加するということで、私も早速議論に参加しました!! 会場は白熱した議論が交わされ、大いに盛り上がっていました。


オープンスペーステクノロジーは、自分の関心の在る話題に入り、途中で抜けて別の話題のグループに入ることも自由です。どこの話題にも入らず、違う話をしてもいいという仕掛けがとても魅力でした。参加者の方から、時間が短いという声が多く上がった程、皆さん楽しんで頂いていました。学生、社会人、経営者が一同で話すという機会はなく、有意義な時間となりました。

ご来場の皆さま有難うございました。

(文責:前江田)


■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
京都流議定書2010 オープニング・セレモニー
鼎談 『京都から考えるライフスタイルそして企業の在り方』
講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』
講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて

夏の思い出

こんにちは、営業の古谷です。ブログも3順目に入りました。

今回のブログテーマは「夏の思い出」ということで、毎年、夏の恒例行事となっている野外レゲエイベントの「ハイエストマウンテン2010」に行ってきましたのと、近々ですが、京セラドームへ「オリックス×日本ハム」の試合を観戦してきました。

今年のハイエストマウンテンは、少し曇りがかった天気でしたので、体に優しい状況で、素晴らしい音楽と最高の雰囲気を味わえました。野外で大好きな音楽を、爆音で聞く・体感することは本当に体に良いですよね!!

毎年、MCをされているRankin Taxiが「若さの秘訣は、レゲエ」というように、やはり好きなことに心身共にドップリつかる時間がたまには必要ですね!
また1年後を楽しみにて ... Maaadddd!!!



そして、「オリックス×日本ハム」 試合はオリックスが勝ちましたが、嬉しかったのが、同じ大学の、同じ学部で、同学年の平野投手(オリックス)が8回に登板しました。
プロの世界で戦っている姿を見ると、こっちも頑張らないといけないなと思いますね!

*平野投手 対 中田選手 をパシャリ



前回のブログでは、四国へうどん屋さんリベンジということを書いていたのですが、まだ四国へ行けておりません。今のところ9月を予定しておりますので、また報告もさせていただきます!
ありがとうございました!

*球状の雰囲気を盛り上げるエンターテイナー をパシャリ☆



明日は多田さんです。

2010年8月30日月曜日

シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』 (京都流議定書2010レポート)

テーマは地域と共に生きる京の老舗企業ということで、始めにそれぞれの方の事業内容説明と取り組みについてお話しいただきました。
どの取り組みも素晴らしくて、本当に地域のことを考え、もちろん、自社のことも考えられるという、本質的なところのお話をお聞きできました。


CSRは将来の利益を生み出す投資と前向きにとらえる企業が老舗企業には多いとのことで、地域とのあり方を一番に考えられているのだと感じました。

津田代表取締役社長は、様々なことを取り組まれていますが、その際も、事業精神が自分たちとマッチするか、地域や京都の為にもなるかと考え、企業と地域の在り方を考えておられました。「企業は存在意義を忘れてはいけない」その言葉に感銘を受けました。


株式会社小堀の小堀専務取締役は、CSRの根底にある精神として、「絆」がテーマとお話しされていました。また、最近よく聞く3Rはもともと日本にあった思想で、物を大切にするという気持ちを持つことがこの時代だからこそ発信していくべきで、それがCSRにも繋がるのだとお話を聞き感じました。


有限会社村田堂の長屋氏は「企業の経営者とはいえ地域の一住人です。学校を核にしいろんな人で地域を作っていくことが理想。」とお話しされており、事業とからめながらも地域のことを考え貢献していくことが大事とお話しされていました。


老舗であるということは守るべきことと変えるべきことの選択が常にあり、時代の流れを読み取っていることで、伝統は革新の連続だとお話しされていました。

革新が伝統を守るのではなく、企業理念や目的が明確にされることで、次世代へと受け継がれていく。老舗であるということは決してただ伝統があるからではなく、その伝統を守るために時代に合わせた進化を遂げ、またそこに働く一人一人が企業の中で同じベクトルを持って進んでいくこと。そのような考え方が、よりよい企業へと変化を遂げながらあり続けるのだと思いました。

何でも、目の前のことばかりに目を向けるのではなく、発信し続けること、長く続けることで変化し、結果は必ず帰ってくると違う角度から見ることも大切だと感じました。

本当に貴重なお話が聞け、会場内は時には笑いも起き、皆さん熱心に公演を聞かれる姿が見受けられました。

(文責:田中彩)

■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
京都流議定書2010 オープニング・セレモニー
鼎談 『京都から考えるライフスタイルそして企業の在り方』
講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』
講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて

プリザーブドフラワーアレンジ♪

こんにちは、井上です。
毎日暑いと言わない日はありませんね。

最近の趣味といいますか、1年半くらい前から頻繁にお花のアレンジをしています。
生花とプリザーブドフラワーの両方のアレンジを楽しんでおりますが、生花はなんといっても優しい香りと、触った時のひんやりとした感じが好きです。
一方プリザーブドフラワーは綿を使ってバラを大きくしたり、毎回ワイヤーを使ったりするので工作好きの私にとっては時間が経つのを忘れさせてくれる楽しみの一つとなっています。
アレンジのお花は弊社の3FにもWelcome Flowerとして飾っておりますが、お越しの際にはご覧いただけたら嬉しく思います。
社員の人達にも作ってくれる?という依頼をもらって作らせてもらえることを喜びに感じながら要望に副えるように、そして出来上がりを見てもらった時に「わ~っ♪」と、ときめいてもらえるように制作を心がけております。
事務所移転御祝などございましたら、ご注文も承りますので、よろしければどうぞお気軽にお声掛け下さいませ。

3Fのお花の一部です。



明日は、古谷さんです。

2010年8月27日金曜日

シンポジウム 『老舗の技を解析する』 (京都流議定書2010レポート)

テーマは、『老舗の技を解析する』


NPO法人伝統みらい太田智子氏
京壁の伝道師 佐藤ひろゆき氏
京都工芸繊維大学 伝統みらい教育研究センター長 濱田泰以氏
の方々によります、「熟練者非熟練者の比較・匠がどのように優れているか偽の伝承に必要なこと」について意見交換をして頂きました。

濱田泰以氏(京都工芸繊維大学 伝統みらい教育研究センター長)




から伝統みらい教育研究センターについてお話頂きました。

伝統みらい教育研究センターでは、職人における匠の技の解明をし、匠の技という「こつ」の定量化と、それらを生み出す身体能力として、土壁職人の塗り動作における職人技の解明をされているそうです。


濱田先生はこの技術は、「技・コツ・見極め」3つの側面で考えているそうです。
「技は、身体と眼球の動きを見て、コツは、筋肉の動きを追う、見極めは、脳科学や心理学で、“師匠がよし!”というタイミングはどういう時かをみる。技で、構造ができて、コツで、機能ができて、見極めでは、感性ができる。それをものづくりに通すと形がつくられて、使われて、愛される製品になる、高品製品の創出になる。」と仰っていました。


佐藤ひろゆき氏は、「今までは、暗黙知で師匠の動きを見て覚えていたのが、この技術を使うと、仕事を覚えるのに必要とする日時も今までは10年かかっていたのが6年で取得できるのではないか」とお話されました。



お話を聞いて、匠の技術が暗黙知だったものが解明できるようになるというのは従来では考えられなかったすごいことだと思いました。このような技術を使えば伝統の匠を継承することが容易になるのではないかと感じました。


(文責:前江田)

■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
京都流議定書2010 オープニング・セレモニー
鼎談 『京都から考えるライフスタイルそして企業の在り方』
講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』
講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて

夏の思い出

ウエダ本社宮本です。

帰省しました、田舎(熊本)へ本当に良いとこです。
遊びました、子供たちと思いっきり。

まずは遊水峡、水量が少なくスライダーみたいに滑れませんでしたが、子供たちは十分楽しんでいました。私は一番奥にある滝に行き、滝つぼで遊んでいました。
冷たい滝の水に打たれ遊んでいると、ゴーグルが滝つぼの中に落ち、探しましたが潜ると更に水が冷たく、「無理」といった感じなので、ゴーグルは諦めました。

そして熊本ラーメン食べに行きました。
お腹をすかし準備万端さぁ食べるぞ、スープを一口・二口すすり、麺を胃袋の中へ「うん何か違う」、スープはもっと濃厚で、麺はもう少し柔らかかったはず。
以前よく行っていた店は、閉店(店主の体調不良)したので,違う店に行ったからだ。
嫁の従兄弟に聞くと、その店は若干劣ると、残念おいしいラーメン食べたかった。

最後は毎朝、日の出とともに車で10分ぐらいのクヌギ林へ行き、昆虫採集。
カブトムシ・ノコギリクワガタ・ヒラタクワガタと成果は上々。
息子は大喜び、私も童心に返りクヌギの木を見て周りました。
見つからない日もありましたが、親子の楽しい夏の思い出です。
来年も一緒に遊べたらいいなぁ~と、思いながら帰って来ました。

月曜日は井上さんです。

2010年8月26日木曜日

基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO10年間の軌跡~』 (京都流議定書2010レポート)

三日目初めにご講演頂いたのはNPO法人テラ・ルネッサンス理事長鬼丸昌也氏です。


冒頭に、弊社代表岡村より鬼丸氏へインクカートリッジ回収資金の贈呈式が行われました。 このカートリッジの回収は、ウガンダやコンゴの地雷撤去などの海外支援以外にも日本の引きこもりの方にインクカートリッジの仕分け作業という仕事をして頂き、引きこもりからの復帰支援にも繋がっています。


会場にはインクカートリッジの箱を設置し、多くの方に回収のご協力頂きました。有難うございました。


そして、『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』 というテーマでお話頂きました。


テラ・ルネッサンスには4つの目的があるとお話されていました。  1.カンボジアでの地雷撤去。また、現在2つの村で健康保険の仕組みなどを作り、村落開発の支援を行っている  2.小型武器の撤去。  3.ウガンダ、コンゴでの元子ども兵士の再教育プログラム施行・学校運営。  4.この事実をたくさんの方々に知って頂くこと・伝えること(講演活動など) この4つのことを掲げ活動されており、なぜこのような活動をされるようになったか、また、カンボジアの貧しさ、地雷原と共存している人たちの事実、地雷被害者のお話、キリングフィールドで行われた残酷さ・凄惨さ、ポル・ポト政権の悲痛さを伝えて頂きました。


お話を聞いて、「すべての人に未来をつくる力がある。一人の力は微力ではあるが無力ではない。一人でも訴えることが大きな力になる。全ての変化は一人からしか始まらない。」訴えかける言葉一つ一つに重みが在り、非常に心に響きました。思いがあっても、行動に移せていない。自分だけの力では何もできないと勝手に思いこんでいた自分がいました。鬼丸氏と同じく、私たちに出来ることを、少しずつ積み重ねて、行動を起こしたい!!と感じました。一歩踏み出す力と勇気をもらったような気がします。 ご講演有難うございました。



(文責:前江田)


■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
京都流議定書2010 オープニング・セレモニー
鼎談 『京都から考えるライフスタイルそして企業の在り方』
講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』
講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて

今年の夏の思い出

「今年の夏の思い出」

こんにちは。ウエダ本社の坂本です。
今年は長期休暇をいただいて、母の実家の青森へ行ってきました。
青森と聞くととても遠くに感じますが、実際遠いです。。。
しかも我が坂本家では車で行くのが恒例となっており、今までは24時間かかっていました。
今年は、大原野から敦賀へ抜け、北陸自動車道から磐越道、東北道と行くと弘前市へ着きます。しかも土曜だったので高速代は1000円!今までは23000円ほどかかっていたので、これは嬉しかったですねー。

青森の夏といえば「ねぶた祭り」です。





知っている人なら「おや?」と、ちょっと思われるかもしれませんが、これは「立ちねぶた」という最近出来た新種です。

下の台座で約4~5m、上の人の部分で5.mほどと、約10mほどの高さの山車が街中を練り歩いてくるのです!

しかもネタは三国志や水滸伝など僕好みのネタ!!4歳の息子も「こうめい!こうめい!」と諸葛亮孔明(写真左)が出てきた時は興奮していました。良くも悪くも親子って好みが似ますね~。。。



母の実家の真裏にある「斜陽館」です。太宰治の家ですねー。
今は観光名所ですが、昔は結婚式も挙げれる所で、母もここで式を挙げました。
この斜陽館のすぐ北に「雲祥寺」があります。太宰治の本にも出てるらしいですが、残念ながら僕は太宰治の本は「走れメロス」ぐらいしか読んでいません。。。

このお寺の門の横に、柱に車輪が埋まっていて、これを回して占いができます。

1.んなり止まったら極楽行き
2.まりかけて若干戻ったら地獄行き

ドキドキしながらやりましたが、結果は・・・・・・極楽!!
ウエダの社員全員にもやって欲しいですねーwww

明日は宮本さんです!

2010年8月25日水曜日

パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』 (京都流議定書2010レポート)

京都フォーラム『素晴らしき経営を目指して』をテーマに、

伊那食品工業株式会社 代表取締役会長 塚越寛氏
有限会社バグジー 代表取締役 久保華図八氏
人と経営研究所 所長 大久保寛司氏

の方々にパネルディスカッションを行って頂きました。


大久保寛司氏が会場からの多くの質問票を整理して、パネリストのお二人からお話を引き出されていました。その中の質問を少しご紹介させて頂きたいと思います。

塚越寛氏への質問
「信念や考え方を理解してもらうために従業員に工夫していることはありますか?」と問いに対し、
「わかり易く話す努力をしています。横文字は使わない。大事な数字や言葉は繰り返し言う。理解したか逆に質問するなど知らしめる経営をしています。」とお話されていました。

相手に話を理解してもらうためには、話し手もわかるように話をしなければならないし、伝えるための工夫を怠らないことだと、感じました。


久保華図八氏への質問
「ベテランが辞めていくことで、経営について不安はありませんか?」と問いに対して、
「もっと可能性のある人に期待しています。会社の将来を見ていく事が経営の意思決定ですからね。全員が努力するほうに向けるのが経営者の役目ですから。」とお話されていました。

この言葉は、経営者の信念として貫かれているのだと感じましたし、従業員へのゆるぎない信頼があってこそ生れるもので、企業にはトップと従業員の信頼関係が一番大切だと思いました。


最後に大久保寛司氏は、観客席の方に対し


「二人の話を聞いて、表面的なものを真似してもダメで、信頼などベースを作らないと、やったとしても効果はでません。身に見えない土壌が大事です。」と仰っていました。すごく奥が深く、まだまだ勉強が必要だと感じました。

他にも今までの経験に基づいたお話が多くあり、紹介仕切れないほど多くの気づきがありました。このような企業を目指せば、もっと社員ものびのび生き生き楽しく働けると感じましたし、今回のお話を整理し、少しでも自分自身が成長できるよう努力したいと思いました。

(文責:前江田)


■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
京都流議定書2010 オープニング・セレモニー
鼎談 『京都から考えるライフスタイルそして企業の在り方』
講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』
講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて

お暑うございます

お暑うございます。
ウエダ本社の牛島です。
8月も終盤ですが、またまだ暑い日が続きますね。
そんな暑さをもろともせず、緑化をしている屋上は
植物の生命力でいっぱいです!

定番の芝やハーブな絨毯



 観葉植物を主体にした花壇



今年の夏、私のお気に入りは屋上花壇に植えてある『イポメア』です。
葉色を見て楽しむ観葉植物ですが
暑い夏を見た目さわやかにしてくれるライムグリーンが特に好きです。


そんなイポメア、この猛暑と相性がいいのか
屋上に照りつける太陽にも負けずにグングン成長し
花壇を飛び出る勢いでびっくりしています。
飛び出し、切り取った葉はオフィスでも楽しんでます。



私にとってこの植物との出会いが今年の夏の思い出になる事でしょう。

今の時期、昼間の屋上はまだまだ暑いですが夕方の屋上は
意外に涼しくて気持ちがいいです。
やはり秋は近付いて来ていますね・・・

明日のブログは坂本さんです。

2010年8月24日火曜日

講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』 (京都流議定書2010レポート)

会場は満員で、追加席も設けられるほど大盛況の中始まりました。

「利よりも信の経営」をテーマに、どんなことに取り組まれているのかなど笑いを交えながらも、心に響くお話でした。


「評価基準が大切」との言葉を聞き、この2日間で共通する点だと感じました。
何に価値を置くかで見え方は全く変わってくるということです。
久保氏がお話されていたのは、以前は成果主義だったけれど目線を“円(¥)”から“人”へ向けるとそこにはお客さんの笑顔が見えたとお話しされていました。そうすることで自分たちの将来も見えてくる、売り上げは確かに頭を離れないかもしれないけれど大きく変わったとお話しされていて感銘を受けました。

確かに、利益ばかりに目が行ってしまいお客様を見ていなければ、ファンなどできるはずもなく会社は変わらないと思いました。自分自身もその中で仕事をしていてもギスギスしてしまうし、楽しくない、続かない。そうなると返って生産性は上がらないと痛感しました。

 

また、力を入れているのが社員教育で、「躾」が大切だということです。「社員には幸せになるような生活習慣を身につけてほしい。また、社員の立ち振る舞いが、経営者の品格で会社の品格。」との言葉にどきりとしました。自分の生活習慣が縁や運を繋げ、仕事を変えるとお話しされていて、確かに仕事とプライベートを分けた考えでは自分も成長できないなと思いました。

自分のプライベートを人に見られた時恥ずかしくないかと聞かれると自信はなく、日常生活の中にも仕事に繋がるヒントは多く隠されているのだと思いました。

お話を通して一番感じたのは、利益ありきで、もちろん厳しさもあるということです。ある一面だけを見つめていては駄目だということ、そこを一人一人もしっかり認識することが一番大切だと思いました。

(文責:田中彩)


■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
京都流議定書2010 オープニング・セレモニー
鼎談 『京都から考えるライフスタイルそして企業の在り方』
講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』
講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて

「今年の夏の思い出」の話。

皆さん暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
ウエダ本社市村です。

今年の私の夏の体験を書かせていただきます。

みなさん、CMでご存じだと思いますが、
現在、マクドナルドの景品でバリューセットをポテトL・ドリンクLに
すると必ずもらえるフードストラップがあります。
全部で6種類あって、なかなか、リアルな作りになってます。

詳細は下記のサイトにて
http://www.mcdonalds.co.jp/menu/limited/foodstrap/index.html

初めは、全然集める気はなかったのですが、実際に現物を手にすると
もともと私の心の奥にあったコレクター魂に火がついて、
絶対コンプリートをしたいと思ってしまいました。

それからは、昼もマクド・夜もマクドと毎日ポテトと
ハンバーガーを食べる日が続きました。

しかし、いざ袋から景品を開けてみるとフィレオフィッシュばかりしかもらえません。
正直、マクドの策略やと呪いました。

社内で景品を集めている事を話していると、原田君が
フィレオフィッシュとアップルパイをトレードしてくれたりしました。

前江田さん田中彩美さんが昼にマクドに行くと聞くと、バリューサイズのLサイズの
差額を渡して、ビックマックとポテトをゲットしてきてもらいました。

新人3人の協力のおかげで、ようやく、残り1種類になりました。
残りはダブルクォーターパウンダー・チーズです。
楽生かと思いきや、なかなかそろいません。

ビックマックや、ポテトしかゲットできません。

最終的には店員にダブルクォーターパウンダー・チーズをくださいとお願いしました。
景品は袋に入っているので店員もわからないようでしたが、
いやな顔をせずに、一緒に探してくれました。
たぶんこれじゃないかと渡してくれた景品をあけると、
見事、ダブルクォーターパウンダー・チーズでした。

正直大人げなく、小学生みたいなことをしたなと思いましたが、
目標を達成した爽快感は本当に気持ちのいいものです。

勢ぞろいした景品をご覧あれ




<.現在ヤフーオークションで5000円ぐらいの価格がついているようです。>

みなさんも、何か目標が達成でききたらいいですね。

明日は牛島さんです。

2010年8月23日月曜日

講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』 (京都流議定書2010レポート)

二日目の午後は、【京都経営品質協議会 京都フォーラム 素晴らしき経営を目指して】
共催 素晴らしき経営研究会 による講演です。

塚越寛氏(伊那食品工業株式会社 代表取締役会長)に、「いい会社を作りましょう」という社是を軸に人は幸せであるべき・利他の精神・急成長は望まず、持続的に安定した成長など、なぜ「いい会社」と言われるようになったかを塚越会長自身の体験を交えながらお話頂きました。



その中で特に印象に残った言葉を紹介したいと思います。

●「会社は目的と手段を間違えたらいけない」
利益は目的ではない。何かをするための手段。
会社はどうあるべきかと考えたとき自分と社員のためにある。そのために存在する。利益が自分たちの幸せのために使われなかったらおかしい。

●「今一番大事なのはこういう風になるんだと、未来の姿を言える人。リーダーは明確に打ち出すべき」
無理な戦略を打ち出して、売上を出すことはおかしい。

●「会社の成長とは、売上高や利益の額ではなく、働いている人たちが、
自分の会社が徐々に良くなってきていると肌で感じることができること」
成長=利益は違う。自分の会社がよくなっているのを自分で感じることが成長。

●「約束を守るために公言したり文面に残す。」
自分にストレスをかける。10箇条を作って実行する。自分を追い込むこと。



効率重視、利益重視をする企業が多い中、働く人のことだけでなく社会全体を大切にしている企業として、圧倒されました。人間の生き方そのものを教わったと、感じています。



会場は、満員御礼でした。ご来場の皆さまありがとうございました。


(文責:前江田)


■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
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講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
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講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて

趣味ではないのですが。

こんにちは、㈱ウエダ本社中畑です。
最近の趣味というわけではないのですが、インテリアを色々と探しています。

引越しして半年以上経つのに、まだカーテンさえついていない我が家ですが、
一応ぼちぼちと動いてはいるのです。
何でもそうですが、インテリア関係のショールームも、関西だと大阪まで行くしかなく今週末もとあるカーテンメーカーのショールームへ行っていました。
でも、なかなか「これだっ!」というのが無いんですよね。。。

途中から飽きてきて、外部のインテリアコーディネーターらしき方がショールームへお客様を連れてこられて、商品を決めている場面に釘付けになっていました。
他人の営業や接客ってほんと為になる。

結局その日はカーテン選びはままならず、なんばパークスのIN THE ROOMで玄関マットを買いました。
ああ、京都にもっと雑貨屋とかインテリアショップって増えないんだろうかとつくづく感じます。なかなか減らない買い物リスト。。。
以上、ありがとうございました。

明日は市村さんです。

2010年8月20日金曜日

ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』 (京都流議定書2010レポート)

京都流議定書2010 二日目は、ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』と題しまして、



株式会社ブロックス 代表取締役 西川敬一様に「DOIT!ワールド・カフェ」を行って頂きました。





カフェの流れのルールをご説明頂きまして、いよいよスタートです。

一つ目のテーマは『生き生きと働くってどんなイメージですか?』です。「私はこんなことを思うんです。」ということを自己紹介を交えながらテーブルごとに話をしました。




少し緊張しながらも、対話が始まりました。

そして、ネッツトヨタ南国のDVDの鑑賞を行いそれに基づき、気づきを話合いながら、何故できているのかということについて話し合いました。

「話し合いということではなく聞き合いを行うんです。」と西川さんは、仰っていました。その通り、皆さん聞くことに徹しての対話が進んで行きました。

「行ってらっしゃい。」と送り出し、次のテーブルに移動し討論を交わしました。


二つ目のテーマは、『社員一人ひとりが主体性を発揮して働く、生き生きとしたチーム(職場)づくり、大切なことは?』です。


前のテーブルで話していたことに対して、内容をシェアし、ペンを持って思うことを書いて、議論が白熱していきます。


話の流れを書きとめることで、その際感じてきた思いを共有することができました。

3つ目のテーマは『社員が生き生きと働く「最幸の職場」に近づくために、私たちは何をしていこうか?』です。


全体を見渡すと、皆さん前のめりになって討論に夢中です。

最後に今日の振り返りと共有を行い、参加した今の気持ちや感じたことをノートに書きとめ、全体で共有し終了となりました。


―参加して―
私は、ワールドカフェ初参加でしたが、「対話することが楽しくて仕方がない」「もっと深めたい」という気持ちになり、とにかくリラックスして楽しむことができました。また、映像をみて皆で共有することで、会話も弾み、前向きな話がたくさん出たのだと思いました。

(文責:前江田)


■京都流議定書2010レポート一覧
初日(2010年7月23日)
市民講座 『京都大学グローバルCOEプログラム 地球温暖化時代の科学拠点』
京都流議定書2010 オープニング・セレモニー
鼎談 『京都から考えるライフスタイルそして企業の在り方』
講演 『理念を基軸とするオムロンの経営の考え方』
報告講演 『大学生のCOP15会議 参加報告』
基調講演 『新しいゲームがはじまった ~低酸素社会実現に向けて~』
2日目(2010年7月24日)
ワールド・カフェ 『200人で良い会社とは?』
講演 『いい会社を作りましょう (京都フォーラム) 』
講演 『「利より信」の経営 (京都フォーラム) 』
パネルディスカッション 『素晴らしき経営を目指して (京都フォーラム) 』
3日目(2010年7月25日)
基調講演 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した~京都で生まれたNPO 10 年間の軌跡~』
シンポジウム 『老舗の技を解析する』
シンポジウム 『-CSRは将来の利益を生み出す投資- 地域と共に生きる京の老舗企業』
OST 『京都未来創造発掘場』~学生と経営者が生み出す革新プロジェクト創出ワークショップ~
特設ブースとイベントを終えて


恒例の・・

こんにちは。ウエダ本社河本です。
今年の夏の思い出ということで思い返しますと、夏と言えば恒例行事の、地元にて開催される打ち上げ花火を見に行ってきました。

どこに行ってもすごい人!覚悟はいつもしているのですが、どんどん増えていく人の波に圧倒されながら、なんとかテリトリーを確保して、打ち上げの時を待ちました。待っている間は飲んで食べて・・・・これが目的っていう事も否めませんが(^.^)・・。

いよいよ、夜空に大きな花火が打ち上げられ、様々な色・形・模様に感動です。
良く見ると種類もたくさんあるんですね。そして消えて行く様子が、迫力とは裏腹にはかなくて、時が過ぎるということをまざまざと感じさせられているようで、悲しくもあります。からだの奥にドーーーーーーーンと音を鳴らして次々に夜を照らしては落ちていく星みたいな花火を見上げながら、ぼんやりしながら、今年も見られてやっぱりよかったなぁと思いました。職人芸というか芸術作品というか、いつまでも続いてほしいものだなと思います。

あいにく、陣取った場所により、下の方は隠れて見えなかったのですが、下調べ不足!ということで、次回に活かし、対策をして挑みます。

人に疲れ、遠さに疲れる打ち上げ花火。。。。。でも、行ってしまう魅力がそこにはあります!















月曜日は、中畑さんです。